【Interviewer's Notes】 ナビゲーター:宮内俊宏
八幡屋磯五郎。
2005年ころ、クライアントのセンスが光るおしゃれなテレビCMが放映されました。
何度も開いたり閉じたりする冷蔵庫のドア。取り出されるのはマヨネーズや粉チーズ。いろいろな調味料の間にひっそりと並んでいるだけの赤い缶。
「使われない日もあります。根元八幡屋磯五郎」。
室賀さんは、そんなコンセプトそのままの人柄でした。いろいろな調味料のあいだにひっそりと並んで、他の調味料が次々に取り出されるのを面白がりながら静かにニコニコしている、そんな自然な雰囲気の方です。
けれど、静かなだけではありません。とてもシャープなセンスとユーモアを隠し持っていらっしゃる方でした。
八幡屋磯五郎の名前を全国的に広めた要因は大胆な商品展開とビジュアルデザインの訴求力。室賀さんのセンスとバランス感覚が決め手となっているのです。
オーソドックスだけど新しい。
できれば身につけたい感覚ですね。 |