【Interviewer's Notes】 ナビゲーター:宮内俊宏
大井さん、明るい語り口で自分の考えを率直に話す方でした。
「社会にとって観光はどういう意味を持つのか」
今までの仕組みが行き詰まりまで来てしまった日本の社会では、豊かな社会を実現できる新しい産業構造への転換が必要です。観光は、そのための重要な要素のひとつ。
数年前に大井さんが赴任していたヨーロッパでは「観光は国策」とのこと。ワーキングシェアやカーフリーの街づくりなど、全体最適を目指した先進的な事例がたくさんあるヨーロッパを体感してきた大井さんからは、これからの日本の観光産業に資する考え方、産業構造や社会の価値観の転換に役立つアイディアがいくつももたらされました。
「観光」とは「国の光を観る」こと。
余暇を埋めるための単なる消費活動ではなく、その国の未来を左右する創造的な領域に位置する産業なのです。 |